東京近郊でキャンピングカーをレンタルできるサービスは?使い方の注意点も解説

キャンピングカーを後ろから撮影した写真

キャンピングカーはテントなどの面倒な道具を必要とせず、気軽に自然の中で寝泊りができます。車中泊も可能なことから、移動そのものを楽しむこともできます。しかし、キャンピングカーは高額で簡単に手を出せるものではありません。

最近はレンタルサービスが充実しており、気軽にキャンピングカーを楽しめるようになりました。この記事では、東京近郊でキャンピングカーのレンタルを行っているサービスを紹介します。

キャンピングカーの種類や使用上の注意点も解説します。利用シーンや運転技術にあわせたタイプを選択し、アウトドアライフを楽しんでください。

東京近郊の主なキャンピングカーレンタルサービス10選

おすすめのキャンピングカーレンタルサービスを紹介します。拠点や借りられる車の種類が異なるので、利用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

CAMPeek

CAMPeekは海外の高級車やスポーツカー、旧車、プレミアムカーなどを取り扱う東京ユーポスが運営しているレンタルサービスです。

トヨタカムロードをベース車とした、2023年式の新しいWOHN(ヴォーン)R2Bの貸し出しを行っています。キャンピングカーのキャブコンバージョンとしては、最上級の装備だと言えるでしょう。

ダイネットベッド、2段ベッド、家庭用エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、カセットコンロ、AC100V外部電源を備えています。自然の中にいながら、快適に過ごすことができます。

高級車を扱う会社が運営しているため、クリーニング技術は完璧。レンタカーはニオイや汚れが気になりますが、CAMPeekのレンタカーはクリーニングが行き届いています。

料金は平日1日22,000円から。週末でも30,800円でレンタルできます。

CAMPeek

レンタルキャンピングカーネット

レンタルキャンピングカーネットは、国内外のレンタルキャンピングカーショップを掲載しているポータルサイトです。

キャブコンバージョンから軽キャンパーまで幅広い車種を掲載しています。アメリカやアラスカのショップも掲載しているため、海外でキャンピングカーをレンタルし、旅をして周りたいと考えている人にもおすすめです。

このサイトから直接予約をすることはできません。紹介されているショップに連絡をし、予約を入れます。

レンタルキャンピングカーネット

東京キャンピングカーゲート

東京発着のキャンピングカーレンタルサービスです。電話やメールで予約を行うことができ、旅のプランを相談することが可能です。

キャブコンバージョンや軽コンバージョンのキャンピングカーをレンタルすることができます。価格は1日2万円から3万円程度です。

練馬と東墨田に拠点があります。

旅のプランの相談は無料で行ってくれます。どのような旅行をするべきか、イメージが沸かない人に向いているサービスだと言えるでしょう。

キャンピングカーゲート

ロードクルーズ

ロードクルーズは、シェアリング型のレンタルサービスです。キャンピングカーを所有する人と、借りたい人とを繋ぐサイトです。

すべての手続きを無人で行うため、24時間いつでも借りることができます。基本的にはキャンピングカーを置いている場所に、乗用車を駐車することができます。

ただし、初回登録時には本人確認などの手続きが発生するため、3日程度の時間がかかります。登録してすぐに借りられるわけではないので、注意しましょう。

いつでも借りられるなどのメリットが高いシェアリング型のサービスですが、オーナーによって車の状態にはバラつきがあります。ニオイや汚れが気になる車両もあるので、慎重に選んでください。

ロードクルーズ

Easy Camp Life+

八王子のレンタルキャンピングカーサービスです。普通免許で運転できる、キャブコンバージョンをレンタルしています。

ベッドやテレビ、冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどの基本的な設備が整っています。最大8人乗車でき、7人が就寝できるため、大人数での利用が可能です。

平日1日の利用料金は2万円です。

Easy Camp Life+

EL MONTE RV

キャブコンバージョンのレンタルができるサービスです。世田谷、船橋、新橋、千歳などに拠点があります。

レンタルできる車両は基本的な装備は全て整っており、外部電源を繋がなくても6時間程度エアコンを使用できるなど、快適に過ごす工夫が行き届いています。

内装も高級感に溢れており、キャンピングカーの楽しさを味わうことができるでしょう。

EL Monte RV

TOKYO RV Campers

初心者でも扱いやすいバンコンバージョンと、キャブコンバージョンをレンタルしているサービスです。バンコンバージョンはハイエースなどをベースに作り込みを行うもので、ミニバンを運転するのとほとんど変わりません。

トラックサイズのキャブコンバージョンは扱いづらいと感じる人は、バンコンバージョンを選択すると良いでしょう。ハイエースを改造したタイプは、1日13,800円で借りることができます。

サイト上で予約状況を確認できます。拠点は大田区大森です。レンタル可能な時間は10時から18時までに限定されています。

TOKYO RV Campers

TOMCAMP

キャブコンバージョンタイプをレンタルしているサービスです。普通免許で運転できるタイプで、比較的コンパクトなので一般的な駐車場に止めることができます。

料金は平日1日19,800円。場所は品川区小山台です。林試の森公園の近くで貸し出しを行っています。

TOMCAMP

ジャパンロードトリップ

北海道から九州まで幅広く拠点を構えるレンタルサービスです。東京エリアは品川駅前、新橋駅前、豊洲駅前、新宿駅前など、アクセスしやすい場所に拠点があります。

車両はキャブコンバージョンが中心ですが、バンコンバージョンもあります。種類が豊富なので、大きさや装備、オプション、内装など、違いを選ぶ楽しさがあります。

料金は平日1日19,800円です。

ジャパンロードトリップ

Ge3y’s

世田谷で高級車の新車や中古車を扱うGe3y’s(ジェミーズ)のキャンピングカーレンタルサービスです。

キャブコンバージョンをレンタルすることができます。日本では珍しいフィアットをベースとした「ゼフィーロ 235LT」を借りることができます。輸入車のレンタルができるサービスはあまりありません。

ゼフィーロはシャワーや大型冷蔵庫など、国産キャンピングカーにはあまり見られない特徴があります。

1日2日で50,000円です。

Ge3y’s

キャンピングカーの種類

レンタルする前に、キャンピングカーの種類を把握しておくことをおすすめします。利用シーンに応じた車を使った方が、快適かつ予算も決めやすいためです。

フルコンバージョン

フルコンバージョンは専用フレームやエンジンを用いて、イチから組み上げられたキャンピングカーです。

シャワー、トイレ、冷蔵庫、エアコン、キッチンなど、ホテルと遜色ない内装になっていることが特徴です。

購入すると1,000万円以上のものがほとんどで、レンタルではあまり見かけません。車体も大きく、取り回しが悪いというデメリットがあります。

キャブコンバージョン

キャブコンバージョンはキャンピングカーの王道とも言えるものです。トラックを改造し、荷台部分に居住スペースを設けるのが一般的です。

レンタルでも最も主流なのがこのタイプで、5~6人の就寝が可能です。ベッドやエアコン、水回りの設備が整っているものが多く、アウトドアでの使用で不足を感じることはないでしょう。

トラックタイプのため、中型免許が必要なものもあります。普通免許で乗れるタイプであっても、車体が大きいために乗りづらいと感じるかもしれません。

バスコンバージョン

バスコンバージョンはマイクロバスなどを改造して作ったもので、フルコンバージョン並の装備を備えたものがほとんどです。

豪華で快適な時間を過ごすことができますが、こちらもレンタルではほとんど見かけません。

バンコンバージョン

ハイエースやキャラバンなどをベースとしたものが、バンコンバージョンです。レンタルサービスではキャブコンバージョンと並ぶ人気があります。

ミニバンサイズで扱いに困ることはありません。キャブコンバージョンはコンビニの狭い駐車場では不安を感じますが、バンコンバージョンであれば簡単に止めることができるでしょう。

居住スペースも充実しており、3人程度であれば十分に就寝できます。大人4人以上だと窮屈だと感じるかもしれません。

軽キャンパー

軽キャンパーは軽トラックや軽バンをベースに改造したタイプです。手軽に運転できるのが最大の魅力です。レンタルでも良く見かけます。

2名程度の就寝は可能です。ベッドなど一部の設備に限定されるため、簡易的なテントとして使うケースが多いでしょう。

トラックキャンパー

トラックキャンパーは、ピックアップトラックの荷台部分に居住スペースを設けるものです。普段はトラックとして使用し、キャンパーを乗せてキャンピングカーにすることができます。

いつでもキャンピングカーに仕様変更することができますが、運転中は居住スペースに人が入ることは禁じられています。

レンタルではほとんど見かけません。

レンタルでおすすめの種類

キャンピングカーの数は多く、絞り切れないという人もいるかもしれません。おすすめのタイプを紹介します。

キャブコンバージョン

キャブコンバージョンは誰しもが頭に思い浮かべるキャンピングカーの形です。大人数で楽しく移動し、テントなどの設備を使うことなく自然の中で過ごすことができます。

移動そのものを楽しむことができ、自然を満喫できる車です。

注意したい点として、車体が大きいために運転に慣れている人でなければ、使いこなせないこと、高さがあるためにスピードを出しすぎると横転する危険があることが挙げられます。

バンコンバージョン

バンコンバージョンはキャブコンバージョンよりも手軽に扱うことができます。キャブコンバージョンは想像しているよりも扱いづらく、初めてキャンピングカーに乗るのであれば、バンコンバージョンをおすすめします。

ただし、大人数での移動や居住には適していません。例えば、小さなこどもと夫婦2人の3人家族が使うのであれば十分です。4人家族以上は狭いと感じるでしょう。

軽キャンパー

軽キャンパーは価格と取り回しのしやすさという点で、他の追随を許しません。一人ないし二人旅で活躍するタイプです。

荷物をルーフトップに積み、キャンプ場で焚火をしてアウトドアを楽しみ、車の中で寝るといった使い方が便利です。

キャンピングカー利用時の注意点

キャンピングカーには特有の扱いづらさ、注意点があります。

大きさ

キャブコンバージョン、バスコンバージョン、フルコンバージョンは大きさに気を付けてください。

特にキャブコンバージョンはその大きさに驚くはずです。居住スペースが広い一方で、高い運転技術が要求されます。キャンプ場に続く狭い道、木々に覆われた小道、混雑した駐車場においては、運転が難しいと感じるでしょう。

速度

キャンピングカーは通常の自動車に比べて、重心が上に移動します。そのため、横転しやすいという特徴があります。

気をつけたいのは高速道路で、基本的には80km/h以上は出せません。東北道は一部エリアが120km/hまで出せますが、キャンピングカーでは決してその速度では走らないでください。

燃費

車体が重くなるため、燃費が悪いのも注意したいポイントです。キャンプ場の場合、山奥で周囲にガソリンスタンドがないエリアも少なくありません。特にキャブコンバージョンは燃費が悪く、油断をするとガス欠で身動きがとれなくなることもあります。

キャンピングカーは、燃料がなくなる直前で給油するという考えを捨ててください。入れられるタイミングで給油するというスタンスが重要です。

マナー

車中泊を楽しむ人が増えていますが、サービスエリアや道の駅で駐車場にイスを置き、悪質な場合はバーべキューをする人の目撃情報が寄せられています。マナーを守って車中泊やキャンプを楽しみましょう。

サービスエリアや道の駅は、基本的には休憩場所です。泊まる場所ではありません。仮眠程度に抑えて利用してください。

キャンピングカーで充実したアウトドアライフを

キャンピングカーは購入する前にレンタルすることをおすすめします。アウトドアブームで、キャンピングカーのレンタルサービスも充実してきました。

利用シーンに応じたキャンピングカーを試してください。

足立区のレンタルキャンピングカー専門店「CAMPeek」では、キャブコンバージョンタイプのキャンピングカーを中心にレンタルを行っています。

料金や予約状況をWebサイトで簡単に確かめることができます。

CAMPeekのロゴ